毎週、文化系のお稽古事に通っている。
毎回、先生含め5人でお稽古している。先生は、エリートで都内の
某大学ご出身だ。お孫さんがいらっしゃるご年齢だが、透きとおるような
色白の美肌で重たい一重だが目が大きくとても美しい人である。
さぞかし大学生の頃もモテたことでしょうね、と先生に不謹慎にもたずねたら、
その当時のボーイフレンドが今では有名作家であった。作家大好き人間としては
「く~」と思う、たまらんな。なんて素敵なことでしょう。
作家さんになる前の学生時代の人となりはどのような方であったのかお聞きすると、
モテるの一言であった。モテるから作家になれるのか、よくわからないが、
とにかくモテたそうである。言葉を紡いで生業にしている方は、学歴云々は関係なく
地頭がいいと思う。人として魅力がある。そりゃモテるよ。
作家の勝手なイメージだが、寡黙で偏屈で神経質で克己的で男女問わず魅力の塊でしょうよ。
有名私大に行くとそういった方とも知り合いになるのだな…と思った。
そのお稽古事の先生のお名前は、ご結婚して変わっているのだが、とても珍しい苗字である。
その珍しい苗字が、その作家さんの小説のなかに出てくることに気付いた。
学生時代に終わった恋だが、作家さんは、きっと先生の凛とした美しさと生業としている
道に邁進する姿を刮目しているのかもしれない。
両者もてるわ。