とにかく1か月に10冊は本を読もうと思い読んでいる。多読なので
精読はしていない。1行でもムムっと思えればそれで本代は回収できている。
第一芸人文芸部~俺の推し本~という動画を好んで見ているが、芸人さんの
推し本を買っては読むが感銘をなかなか受けることはない。椎名林檎氏の推し本も
買っては読んだが、私の根底には、椎名林檎があるが、それでも感銘は受けない。
木下龍也先生の敬愛している穂村弘先生の本は、えらく感銘を受けた。木下先生が
推しているサカナクションの音楽もはまった。なかなかご本人のことを好きでも、その
方が好きなものまでは、愛せないのだが、木下先生の推しは、嵌った。木下先生の語彙に
惚れているから、先生が推す語彙の塊の本は、おそらく私にも響くのであろうと理解している。
文章を書いていると時間を忘れてしまう。寝る前に、お稽古事で一緒の西井氏に文章を
送る約束をしており、10分間だけ書いておこうと思い、23時に綴りはじめたのだが、
気づいたら24時過ぎていた。こんなことがザラである。誰もいない居間でひとり
静かに文章を綴る。なんと幸せなことであろうか。
あと、今強烈に嵌っているのが、お稽古事にいる兄弟子の語彙なんだ。この方の言葉のセンスは
秀逸で、語彙をいただきに行っているようなものである。昨日もありがたいお言葉を頂戴した。
この兄弟子、長髪のツーブロックで軽そうに見えるのだけど、根底には真面目とインテリがミル
フィーユ状になって層をつくっているかのような人だよ。