中川の仏壇 ひとり焼肉とロフトと昇仙峡の思い出 - 中川の仏壇
ブログ モダンミニ仏壇

2025.4.13

ひとり焼肉とロフトと昇仙峡の思い出

53,350円のアパート時代。独身、栗毛色のパーマネント。予定のない土曜日、日曜日は、

11時くらいまで寝ていた。

今時期ぐらいから、ロフトのあった木造アパートは室温が高くなり寝にくい。

急傾斜のハシゴでロフトから降りなければならず、酔っ払いには、危険な部屋であった。

12時近くになり起き出して、部屋着のままスーパーに買い出しに行く。安いF1牛肉と野菜とタレを

買ってきて、冷凍ご飯をチンする。1kロフト付の部屋の廊下に設置してある台所のガスコンロの前に

フランフランで買ってきた黄色のおしゃれ椅子を置き、その上で胡坐をかいて、卵焼き用の小さな

フライパンに牛脂を熱で滑らせ、さきほど買ってきた肉と野菜をのせる。ひとり焼肉だ。ここでビール

でも飲めればがいいが、私は、ほぼビールは飲めない。アイス珈琲を飲みながら食事をする。

午後は、図書館に行って本を読むか、悩んでいると、友人から携帯に電話が入る。

明日の日曜日、日帰りで昇仙峡に行きたいのだが、行くか、という内容であった。

行く。と返事をして切る。午後は、予定通

り、図書館に行って本や雑誌を読む。次の日、朝早くに、友人がアパートに迎えに来る。この当時の私

は、友人の車を運転することなどしなかった。高速を走っていると眠くなり、シートを完全に倒して

爆睡した。どのくらい寝たであろうか、起きてみると、まだ高速であった。「まだ、着かないの?」と

友人に聞くと、かなりムッとした表情で「あまり良く寝ていたから、悪いから起こさへんかった。

ひとりで観光してきたわ。綺麗だった~」と言われた。よほど怒っていたのだな、爆睡したから。

車に乗ると眠くなるのだよ。

悪かったな。

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