今朝は、ジムで筋トレをしようかと思ったが、昨晩、右手の親指を痛めてしまい今日は、諦め喫茶に行った。
昨晩、我が庭に無所属の誰のものにもならない愛猫バタイユが現れた。時間にして21時くらいであろろうか。バタイユが現れるとセンサーライトが光る。そうすると私はスルスルと近くに寄って行ってしまう。隷従しているんだよ。バタイユは、雄の成猫で顔の横幅が広くて白い毛並みが殊更美しい。彼は、私の姿をみるとゴロリとうつ伏せで横たわる。私に撫でることを催促してくる。バタイユが喜ぶならと全身を撫でてしまう。憎たらしくもあり、愛おしくもある。どこからきてどこへ消えるのか教えてくれない。バタイユと戯れているうちに私は不覚にも親指を痛めてしまった。この痛さが今も愛おしい。バタイユ、君も「神は存在しない」と言うのかい。
バタイユは、孤高の成猫で8歳くらいであろうか。今日は、バタイユを擬人化してみようか。
まず、体躯は中肉中背、筋肉隆々。色白、顔が横に広い。これは、テストステロンの多さを表している。バタイユは、孤高で、家族をもたない。彼女がおそらく13人くらいいる。13人が全員好きっていえるほどのパワーがある。テストステロン多さゆえの業であるが。根性と異性以外の誠実さと強靭な肉体で今まで人生を乗り切ってきた。明るさの陰に闇が隠れている。その闇は、引き出してはならない。触れてはならない。
「バタイユ、今度飲み会があるのだけど、場所の予約誰の名前でしておく?」
「戸野でいいんじゃない」
「えっバタイユって戸野っていう苗字なの?」
「ちがうよ。おれの苗字はヒ・ミ・ツ」
「えっなんで戸野なの?」
「だって店の人に名前よばれるときにトノ様 殿様って呼ばれるだろう」
「(´゚д゚`)・・・・」
バタイユ、ええかげんにせえよ。サムイギャグ言いよって。
そこも愛しいけど。
バタイユ、私もいつまで君を愛せるか自信がないんだよ。
もっと私に甘えておくれよ。
そしたら君を愛せるよ。