映画「マトリックス」は、私に衝撃を与えた映画であった。自分が幼少期から疑惑に思っていたことが盛り込まれていたからである。私たちは、夢をみさせられている。そして、常に監視されテストされている。この世は、試験にきているところだから。仮想の世界なんだと思う。どれだけ良心を発露して生きられるか。どれだけ人を傷つけずに生きられるか。でも、自己犠牲ばかりではダメ。自分の人生も自分軸で主役で生きる。ムズイ。お金が大好きだが、お金に魂は売りたくない。お金を稼ぐために人を騙したくない。株をやっていて思う、私が儲かると誰かが泣いている。綱引きの勝ちが株の利益だ。私も勝ったこもとあるし、紙屑になったこともある。お金に幸せはないが、お金で交換できるものに幸せはある。この世に期待はしていない。とにかく、人に強い感情をもたないように生きていくのがいい。
トリニティは、どんな気持ちでネオ(キアヌ)を見たのであろうか。自分が愛した人は、救世主であり、その運命の男のために死ぬ未来が確定しているのだ。この人のためならば死ねると思うのか。マトリックス リローデッドでは、ネオとトリニティの蜜月シーンがあるのだが、その先の自分の運命を考えると燃えるような愛の所作なのであろう。辛い。私は、キアヌ・リーブスは顔が好きなのでトリニティに共感してみられるが、ん?って思う顔の俳優であったら、「えええっやだな」って思ってみるのであろうね。この人のために死ぬの?って