昨日は、お稽古事の飲み会であった。今時めずらしい本気の縦社会。部屋も上座に
師匠を鎮座させ、その隣に兄弟子が来るはずだが、兄弟子は、師匠の対面を陣取る。
私は、下座に座り、兄弟子の隣になる。御給仕のお手伝いをする。インテリ西井氏が
師匠の隣で、ご機嫌伺いをする。13年ぶりに外で酒を飲む。タヒするかな、と不安であった
が、結構大丈夫であった。西井氏がいるので安心である。時折、腕の赤味をみてもらい飲み
続けた。リバース、寒気、昏睡はなかった。普通に飲めたが、言った言葉も会話も
ほぼ覚えてない。脊髄反射で話していたので記憶にないし、思考に落とさず会話していたので、
罵詈雑言がないか不安である。
解散もきれいで、師匠は愛妻がお迎えに。西井氏と私は、自宅へ。生涯孤高の兄弟子は、夜の蝶々を
狩りに狩場に勇み出掛けた、おそらく。
それぞれが、楽しい夜であった。