中川の仏壇 ときに兄弟子を褒めてみようと思う。 - 中川の仏壇
ブログ モダンミニ仏壇

2025.5.20

ときに兄弟子を褒めてみようと思う。

習い事は、文化系、座学系のものばかりをやってきた。運動神経がよくないのと、

覚えて、手足を動かすというのがとにかく苦手だから敬遠してきた過去がある。

リズム感も相当おかしなことになっている。師匠に掛け声で注意されているのは私

ぐらいなものである。そんな私がなぜ、武道かって?それはオリジナルパッケージ線香を

完成できた成功体験があったからだよ。「よし、ワイできる」って思えた。思い切って、苦手な分野に

飛び込んでみたんだ。そこで出会った人たちが、また、強烈でね。今まで、職場でも、趣味でも旧帝出

身とか、難関大とか、準難関大とか出身の人たちばかりと接しきた自分としては、筋肉隆々のバットを

足蹴りで折る人たちなんて初めて接した。なかでも、黒の兄弟子がいるのだが、この方のキャラが際立っている。「兄弟子、本を月1冊差し上げますから読んでみませんか」って言ったことがある。この意図は、勝手に汲んでほしい。

兄弟子「え、読まない、俺が本だから」

ワタシ「((((;゚Д゚))))」

兄弟子「結婚はしない、俺は、もう卒コンだから」

ワタシ「えっ、卒コンって?意味あい合ってます?」

兄弟子「卒コンだよ卒コン」

ワタシ「((((;゚Д゚))))」

卒コンも、意味の解釈が違うんや。兄弟子の定義なんやな。

俺が本だから。カッケー。「俺が本だから。」

なんでしょうね。

私は、コンプレックスの塊で、自分に自信がほしくて大学院卒にして学歴ロンダリングしてまで、

のたうち回って生きている。対極に兄弟子は、30年近く、武道を継続して、己の思想信条を曲げず

に、余計な知識や学歴を蹴散らして生きている。どちらが恰好いいかっていったら100%兄弟子でしょう。武道ならって武道以外が衝撃すぎて考えさせられた。とても良い刺激を受けている。

兄弟子は、過酷で人がいつかない超ブラックの代名詞の仕事についている。それも30年近く勤務が続いている。本当に凄い人だなと思った。刮目にあたいする人である。

仕事も趣味も何事もだけど、継続できるって、すごいよね。シンプルに。

武道という、苦手な避けていた分野に飛び込んでみて、新たな視点ができたのは、良い経験であった。

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