中川の仏壇 真夜中のジェノベーゼパスタ - 中川の仏壇
ブログ モダンミニ仏壇

2025.8.6

真夜中のジェノベーゼパスタ

キッチンの脇に私の着物を売って得たお金で買った大きめのテーブルがある。

ジョージポージモダンで買ったおしゃれテーブル。そこにPCと読書用ライトを設置して

私は、誰もいなくなった時間から本を読む。ふと、時計をみると24時であった。

夕食は、いつも同じで冷凍ブルーベリーをチンしてヨーグルトとアガペをかけたものを

食している。なんか食べたいと思い、おそくら診断うけてないけどADHD気味であると思う。

思ったら行動に移すのが私なんだ。即動く。

冷蔵庫をあけて眺めているとジェノベーゼソースと生ハム、ルッコラがあった。パスタを茹で

茹で上がったパスタにオリーブオイルとジェノベーゼソースをかけ混ぜ合わせる。そこに生ハムを

1パックぜんぶのせて、パスタが見えないくらいにハムをもった。その上にルッコラを山のようにのせる。イタメシ屋にいけば1500円はかかりそうなビジュアルに仕上がった。24時過ぎに食べるこの罪悪感。

明日の朝の体重測定は、考えないことにした。これで、ワインでも飲めれば最高なんだが、私は、残念なことに酒に娯楽性がない。

こんな時間に食べるメシって、体に悪いのであろうな、と思いつつ食した相当パスタはうまかった。

ひとりで「うまっ」と呟きながら。PCからテレフォン人生案内の加藤諦三先生の心を抉る声が響ている。はやいとこ加藤諦三先生にご相談して言われてみたい。

「あなたは怒りをずっと我慢して生きているんですよ、それはね、旦那さんに対するものです」

「はい、そうです。夫兼雇用主なんで日々、辛いんです。ロジハラがひどくて」

「あなたが、成長して、旦那さんから離れる努力をしないと真の幸せにはなれませんよ」

このあたりで私は、崩壊して号泣しだす。

「はい、わかりました〇▽◇×※」

「それでは、よろしいですね」

ここで加藤先生のナレーションが入る。

「人は、安全装置を手放してこそ初めて真の幸せを得ることができるのです。すなわち、成長するとは

経済の安定という安全装置から自ら離脱することなのです。」

っていうのを妄想しながら25時にパスタを食べていた私がいたのはたしか。

デカルト的だな。

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