毎朝、ご夫婦でお散歩をしている老夫婦に遭遇している。この時の私の心象風景は
「亭主が死んだときに一人で散歩するのが寂しいから、一緒に散歩に行きたくない」
多分、これは恐れ回避型の考えなんだと思う。
安定型→「いいなあ、仲良く年を重ねるって。私もそんな風になりたい」
回避型→「わざわざ一緒に歩く必要ある?自分の時間を邪魔されているだけ」
不安型→「私もああいう夫婦になりたい。でも私の相手はそなんふうにしてくれないかも、見捨てられるかもしれない」
恐れ回避型→「一緒に歩きたいけど、亭主を失ったときの痛みに耐えられないから、最初から一緒に散歩しない」→ 私はこれだな。
こう考えると、安定型はいいとして、不安型と恐れ回避型は、生きにくい。回避型も殆どは、恐れが入るっていう風に専門家が言っていたから、回避型強めの人以外は大変であろうな。
私は、最初から家族は失うもの、壊れるもの、最後はひとりになるもの、と思っているので、あまり、家族に依存しないようにしている。自分ひとりの時間を確保させてもらい、不干渉を貫いてもらっている。そうでないと、精神が死んじゃう。いつか別れは来るのだから。