歴史研究会の納会があった。
高崎市駅前にある司馬遼太郎先生が作家になる前に
宿泊されたという付加価値の高いお部屋でのお食事会であった。
歴史の専門家が集まるなか私のような無知が参加させてもらえるのは
ありがたいことと思う。
酔っても皆さん、歴史のお話しかしない。私は、その様子を素面で部屋の隅から生ぬるい
ウーロン茶を飲みながら眺めているのが好きだ。
この歴史研究会の面々をみていて思うのは、ひとつのことを深掘りできる幸せな方々、羨ましい。
歴史が好きでたまらないのだ。新しい知識を知ったときのお顔が本当に幸せそう。
声がはずみ、頬が上がり、満面の笑みで、それで、それでと言いながら、ペンがとまらなくなる。
私は、まだ、そういった一生涯かけて付き合いたい事象に出会っていない。
菊盆栽とかやってみたいけど…。