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ブログ モダンミニ仏壇

2024.3.11

フィクション父と母 ー私のことー

私は、ヘチャだが、妙齢になるとお付き合いしてください、といってくれるもの好きが

何人か現れた。おそらく、ヘチャで交際経験がない。洋服も花柄のチュニックにレギンスの

セットアップを3セットもっており、ヘビロテしていたり、どうみてもモテないし、お金がかからない

女子であった。

一度だけ、自分から結婚したい、と言ったことがあった。結婚前提に交際を何度か申し込まれていた

が、断りつづけていた人がいた。ある時、会社を辞めたくてしかたがなかった。

その人に「会社をやめたいから結婚したい、だから養ってほしい。」と言った。相手は、困った顔をし

た。失礼にもほどがあるとは思うが、結婚は避難所でしかなかった。

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、逃げで結婚するのは困る。その辞めたいを乗り越えてから

結婚したい。嫌なことがあったら、逃げる、ではずっと結婚してからも逃げることになる」と至極

まっとうな答えをだしてきた。私は、「御意」とだけ言った。

しばらくすると仕事が楽しくなった。結婚の意味を失った。

父と母の愛憎劇を目の当たりにし、恋愛に関する精神年齢が著しく低い。そして、自己肯定感も低い。

熟成したチーズのような人間関係を異性と構築するのはどうやら私には難しいらしい。

根底には、母のようにはなりたくないという呪縛があった。

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