伝統型の仏壇が売れなくなることで、仏壇店の売上が下がるという傾向が
続いている。伝統型仏壇の需要から家具調型(モダン型)仏壇の需要が増すことで、
ニッチ産業、隙間産業、などといわれていた業界にも大手が続々と参入し、メーカーも小売店も
競争が激化している。伝統型仏壇を販売するには、仏壇の価値や彫り物の説明、設置場所の問題など
1年やそこらじゃ身につかないような知識が必要である。しかし、家具調仏壇は、その手間が5割くら
い省ける商材であると考える。そうなると、どこでも取り扱える。メーカーは、短歌が(変換するとで
てくる雅な学習機能)単価がだだ下がりで、真綿で首を絞められるような状態になっているであろうと
推測する。仏壇の単価が下がった原因とは
まず、住宅事情を考えると、お畳の部屋が減っている。イ草の輸入量が平成8年か9年から減少しはじ
めている。それに呼応するかのように平成8年くらいから仏壇の売上高も減少しはじめている。
仏間がないので、伝統型仏壇ではなくてもよいという選択になりやすくなる。
論文ならば引用のデータを書かなければならながい、あいにく処分してしまいない。
最近、よく聞くのが、「先祖なんて」「仏壇なんて」という言葉である。これは、私も理解できる。
先祖代々の土地や財産を引き継ぎ生きている人は、先祖をいやでも意識するのではなかろうか。
しかし、先祖からの援助なくして自分の力で生計をたてていれば、意識しなくなるのも理解できる。
生きていくのは、大変だ。ましてや物価があがっていれば、日用品の購入、通信料、お金のかかる
ことばかりであり、先祖に意識をむけたくとも向けないのも理解できる。
生きている人が優先になる。
視えないものを慮るのは、心に余裕がないと難しいのかもしれない。