母が生活していた町に久々に行ってきた。
ショッピングモールがあるのだが、惨憺たる状況になっていた。
スーパーのみ営業していて専門店街は、グレーのシャッターで閉ざされていた。
まだ20代のころ、ワンピースとかスカートとか穿いて、bmi値17を死守して
髪の毛パーマネントに茶髪の女子っぽい自分は、ここの専門店で黒い花柄のワンピースに一目ぼれして
買った記憶がある。それを着て、会社の飲み会とか参加していたな…。あの頃の自分カムバック。
時のながれは、残酷であると思う。
そのうち、スーパーも売上が落ちてくると廃業してしまい、モールがいつか更地になるのかな。
寂しいな。母との思い出の場所がどんどんなくなっていく。
生家にいたっては、落人みたいな集落なので、定住人口が減り、別荘地になっていたり、
ご近所さんの畑はひまわりみたいに太陽に向かった銀色の海になった。
無常