複数店舗経営で小売りをしている友人が、1店舗に縮小し、かつ、そこに居住スペースも移した。
そういった住居兼店舗で商いをしている人もちらほら散見されつつある。経費削減、固定費は悪だ、
その精神によれば、正しいと思う。オン、オフの切り替えさえできればいいと思う。
私も、いつか、店の居住スペースに住み込みさせてもらおうと思っているが、
仏壇やの深夜はコワイ。魂の入ったものがこじゃんとある。遅い夜、ひとりで仕事していると
バキッ、ガタン、トントン、なんて音がすると「ヒーっ」って思う。
霊感の強いお客様が「あ、ここの店にはいないね」って呟いたことがあったが、詳細は尋ねなかった。
専務の息子が、店の横にある水道のホースで道路に向かって斜め前に水をやたらまいていた時期が
あった。その様子を見かけた霊感の強いお客様が「この子視えているね」と言ったことがあり
「何がですか」と詳細は尋ねかった。
私たちは、霊の海で暮らしているのだ。いるとかいないとか、語ること自体なんせんすだし、
視えないものを敬う商いなのだから、コワイなんて思ってはいけない。
専務がいつか気弱になった暁には、ここに住まわせてください、無料でって、言おうと思っている。
不要な物を処分して、掃除しまくって、自分の結界をはって、それまでに居住スペースを浄化していく
のだ。